ハワイ語のことわざでハワイアンスピリットを感じよう❤︎

Aloha! ハワイ語のことわざを聞いたことがありますか?
ハワイ語には言葉の一つ一つにハワイアンスピリットが込められており、ハワイ語のことわざを聞くと、そこに込められた言葉の意味の深さを感じることができます。
今日はそんなハワイ語のことわざをいくつかご紹介します。
ハワイ語のことわざ
I ka ‘ōlelo nō ke ola, i ka ‘ōlelo nō ka make
言葉に命あり、言葉に死あり
‘ōleloとは言葉、 olaは命、救い、癒し
makeとは打ちのめされた、死ぬ、疲れ果てた
日本にも言霊という考え方がありますが、ハワイアンの人たちにとっても言葉はとても大きな力を持つとされていたのでしょう。
言葉によって救われたり癒されたりもしますが、言葉によって傷ついたり打ちのめされることもあります。
毎日発する言葉には力が宿っていることを忘れずに、思いやりのある言葉を使っていきたいものですね。
I mohala no ka lehua i ke’eke’ehi ‘ia e ka ua.
優しい雨がレフアの花を開かせる。
mohalaは花が咲く、開花する
lehuaはハワイ固有種のオヒアレフアの木につく花です。lehuaはハワイ島のシンボルフラワーでもあります。ハワイ島のヒロに降る雨は「カニレフア」という名前があり、レフアが飲む雨と言われています。カニレフアが出て来るハワイの歌はたくさんあるので、ハワイアンミュージックの好きな方は聞いたことがあるかもしれません。またレフアの花はフラの女神とされるラカの化身とも言われます。
uaは雨
優しい言葉が人を動かすという意味のことわざです。
北風と太陽のお話のように、人を動かすのは温かい心や気持ちなのですね。
‘A’ole hana i nele i ka uku.
どんな行いにも報いがある
‘A’oleはない、違う、つまりNOという意味です。以前ハワイの地元のお母さんが子供を躾けている際に「それはやってはダメだよ」というときは‘A’oleを使っていました。
hanaは行動、取り組み、仕事、演じる、準備するという意味。
neleは全くない、欠けている。
ukuは報酬、報い、賃金。
良いことも悪いことも自分に返って来るという意味のことわざです。英語でもGoes around, comes around という同じような意味のことわざがあります。
例え誰も見ていなくても良いカルマは色々な形を変えて自分に戻ってきます。
人に優しく思いやりのある自分自身でいたいですね。
いかがでしたか?
ハワイ語のことわざは優しさや自然に対する尊敬の念などが込められていて、知れば知るほど心が温かくなります。
まだ他にもたくさんありますので、またご紹介したいと思います。