ハワイ語のことわざでハワイアンスピリットを感じよう❤︎ パートⅡ

Aloha! 前回ご好評いただいたハワイアンスピリット溢れるハワイのことわざシリーズ第二弾です♫
ハワイの先人の愛と叡智溢れる言葉に耳を傾けてみませんか?
ハワイ語のことわざ
‘Ukuli’i ka pua,onaona i ka mu’u.
ウクリイカプア オナオナイカムウ
その花は小さいけれど、周囲の草によい香りを運ぶ。
Ukuli’iは小さい
puaは花
onaonaはほのかな香り、優しい、甘い、魅力的
英語でいうところのripple effect(波及効果)のことを言います。小さな一滴が広がっていって大きな影響を表すということです。
小さな花に例えられた背景は、あなたがどんなに小さい存在であっても、それは問題ではない。実はあなたの存在がどれほど周囲に影響力を与えるかということを知ることとあります。
ハワイでアロハスピリッツ溢れる笑顔で挨拶されたら、思わず笑顔で手を振り返してしまうことはありませんか?1人の笑顔で幸せな気持ちになる。それもこのことわざが伝えていることだと思います。
ハワイ語のことわざは詩的で素敵ですね。
Ole Ua, ‘Ole Anuenue.
オレ・ウア、オレ・アヌエヌエ
雨が無ければ、虹はない。
ハワイの人が大好きなことわざ、No Rain, No Rainbowです。
‘Oleは、〜でない、のような否定語です。
Uaは雨
Anuenueは虹
人生の中で雨のような苦難に思えることでも、それがあったからこそ美しい虹が見れる。逆にいうと、華やかで素晴らしいもの、偉業の裏には努力があってこそと言えます。
‘A’ohe hua o ka mai’a i ka la ho’okahi.
アオヘフラオカマイア イカラホオカヒ
バナナは一日にして熟さず。
ローマは1日して成らず、と同じ意味ですね。立派なものやことは長年の積み重ねがあって初めて完成するという意味です。
世界中でも同じ意味のことわざがたくさんあり、フランス語ではローマの部分がパリになっています。
‘A’oheは(何も)ない、(誰も)いない
mai’aはバナナ
古代ハワイの人たちも何かを成し遂げるには積み重ねや忍耐が必要なことを知っていましたが、バナナに例えるところがなんともハワイらしく微笑ましいですね。
いかがでしたか?
ハワイ語のことわざは温かみがあって、ずっと大切にしていきたい言葉です。
A hui hou! (それではまた!)