5月1日、メイデーはレイデー♪ハワイで祝うレイの日

Aloha! 「メイデーはレイデー」。ハワイの人々が口にするその言葉はホノルルの新聞社の記事としての提案から始まりました。
1927年にホノルルダウンタウンで、数人の人がレイをまとうことから始まった最初のレイデーから、現在レイデーはハワイの人々にとってなくてはならない大切な伝統の日となりました。
ハワイの人々に欠かせないレイ
レイにはハワイの人々のアロハスピリットが宿っています。丁寧に編み込まれたレイの中にはマナ(力)、人の温かさ、愛情のシンボル、親切、感謝など色々な思いが詰まっています。
旅立ち、結婚式、卒業式、お葬式、、、色々な大切な場面でレイは欠かせないものとなっています。
ハワイ語のレイには花輪という意味だけでなく、子孫、子供達、家族、友人など、大切な人そのものがレイに例えられます。
レイの編み方も様々
またレイは様々な方法で花や葉、時には鳥の羽根やリボン、貝殻なども用いられ作られます。その編み方にもいくつかの方法があります。
よく見かける糸を通して花々を紡いでいくクイ、素材をねじって作るウィリ(Wili)、素材の一部を結ぶ技法のキプウ(Kipu’u)、針や糸をる買わずに三つ編み状に材料を編み込んでいくヒリ(Hili)などがあります。
どれもレイメーカーの技、デザイン、才能が溢れていて、レイスタンドに並べられたレイは息をのむほど美しさです。
第91回レイデーセレブレーション
レイデーの有名なセレブレーションのイベントと言えば、カピオラニ公園で行われるレイデーセレブレーションです。今年で91回目となるこのレイデーイベントには多くの人々が訪れます。
時間:9:00am〜5:30pm
この日はレイコンテストが行われ、美しい花々で編み込まれたレイを見ることができます。コンテストの作品の一般公開は午後1時からとなっています。
レイデーと言えば今年も2018年レイクイーンです。レイメイキングの技術、フラ、そしてハワイ語の流暢さなど、厳しい審査の末、選ばれたレイクイーンの任命式もあります。
また、地元ハワイの有名ハラウによるフラのパフォーマンス、ナホクハノハノ受賞ミュージシャン(ハワイアンミュージックにおいて最高峰の音楽賞)Hōkū Zuttermeisterの出演など、見逃せないイベントとなっています。
その他にも、ハワイのクラフトやギフトが並べられ、たくさんの観光客や地元の人々で賑わいます。
地元ハワイのフードベンダーもあり、レイやハワイの文化を楽しみながらピクニック気分も味わえます。
いかがでしたか?
ゴールデンウィークでハワイを訪れる際は是非、ハワイの伝統と歴史の詰まったレイデーイベントに足を運んでみてはいかがでしょうか。